女にスペックを問うべからず
新社会人(元ダメ院生)、哀しみの記録。 あえて言おう、「小さくまとまってんじゃねぇ!」と。
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ダメ女のリアルな土曜日
昨夜は夜更けまで酒を飲み、気がついたらいつの間にか部屋に帰っていた。記憶が定かではない。
一緒に飲んでいた人たちはどうなったのだろうか?
何か迷惑をかけたかな?
考えても仕方ないので眠りにつく。


翌日、目が覚めたら午後3時。
貴重な土曜日も、すでに半ばを過ぎている。
私はいつも、大切な時間を無駄にする。



一日中部屋にいてもかまわないが、買い物しなければいけないものがある。
たとえば・・・電球とかシャンプーとか。食料品もない。
それに、会社に来ていく夏服もないし、ストッキングもなくなってきたし、靴もそろそろ新しいものが必要だ。


無言で着替える。
メイクするのが面倒になり、ノーメイクを選択する。
これで、電車に乗って服と靴を買いに行くことはできなくなった。
今日は近所で日用品を買うだけにしておこう。
このようにして私は、毎週毎週、ショッピングの決意を反故にしている。


外に出る。家の近所を散歩してみる。
思えば、何の用事もないのに歩くのは久しぶりだ。

15分ほど歩いたところで、空腹に気付く。
うちの近所に、有名なベーカリーがあるらしいという情報をネットで得ていたので、そこに行ってみよう。場所がよくわからなかったが、迷いながら歩くとそれらしい店を発見する。中に入ると、そこにいた10人ほどの団体客が一斉に私のほうを向いた。汚らしい格好で化粧もしていない女がひとりでオシャレな店に入るのがそんなに珍しいか。


「あのー、当店、あと20分ほどで閉店なのですが、それでもかまわないでしょうか?」
「・・・じゃあ、いいです」


店を出る。
私はいつも、タイミングを逃す。


しばらく歩くと、先月オープンしたブティックがあった。
何の気なしに入ると、競馬新聞を読みながら退屈そうに店番をしていたオヤジが奥に引っ込み、かわりにケバいながらも若作りに成功しているオバサンが出てきた。
「お客様、当店ははじめてですか?この店に置いてあるものは、こちらのアイルランド人の42歳の女性が世界中で買い付けてきた一点ものばかりです。お値段も3000円?5000円程度と大変お買い得になっております。気に入ったものがあれば声をかけてくださいね」外国人女性の写真を見せながらやたら早口でまくし立てた後、オヤジに何事かを囁き、また店の奥へと引っ込んでいった。


その店においてある靴はどれもなかなかのセンスだったが、サイズが異常に小さかった。それに、ほとんどが冬物のウエスタンブーツだった。さらに、靴はどれも1万円から3万円だった。

店番のオヤジに会釈をし、店を出る。
最初から冷やかしの客だと思われていたのだろう。オヤジは「またどうぞ」とだけ言って、ふたたび競馬新聞に目を落とした。

世の中の店に置いてあるものは、全部私の手に入らないものばかりだ。


空腹も限界に近付いた。
その付近には、ファストフード店しかなかった。
仕方なく、その店に入る。
私はいつも、目当ての食事にはありつけない。

適当に注文すると、なんと1000円も請求された。馬鹿げている。
こんなことならマクドナルドにしておけばよかった。こんなに高いなんて許せない。
私が買うものは、無駄に高いか、値段相応に安物かのどちらかだ。


気を取り直して、ナントカバーガーを食しながら本を読んでいると、いつの間にか2時間が経過していた。そういえば、まわりの客たちは2サイクルは回転している。居座り続ける私に、店員は迷惑そうな視線を向けている。居た堪れなくなって席を立ち、外に出ると日はすっかり暮れていた。

土曜日の楽しい楽しい夕餉の時間だ。道行く人々はみんな家族連れ、カップル、ペットの散歩、のいずれかである。
ひとりぼっちなのも、楽しくないのも私だけだ。


アパートの前のイタリアンの店に長蛇の列ができていた。
この店は有名店で、週末はいつもこうだ。私が近付くと、並んでいる連中がジロっとこちらを見た。「ひとり客が並びもせずにカウンター席につくのが許せない」とでも思っているのだろう。あるいは「ひとりでこんな店に来るな」か。どちらにせよ、痛々しい視線が突き刺さる。私が店に入る気配を見せなかったので客たちは安心すると共に、瞬時に私への興味を失い、連れとの談笑に戻っていった。


私は常に、誰にも歓迎されていない。



そのままアパートの階段を上って、暗い部屋に戻った。
もちろん、「ただいま」を言う相手はいない。
今日一日、電話もメールもまったくこないし、言葉も殆ど発していない。

そういえば結局、日用品も食料品も何も買わなかった。


私はいつも、手に入れるべきものを手に入れない。

明日もきっと同じだろう。



世界は私を拒絶している。

THE END....



ブログに書くネタがなかったので、普通の日記を無常セカイ系サブカル進化中二病患者風(なにそれ?)に書いてみました。フヒヒ。サーセンw



一番深刻なのは、寂しさも苦痛も感じない点だな。
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テーマ:ダメ人間日記 - ジャンル:日記

コメント
この記事へのコメント
何このうつ病患者日記。

俺も最近日常がどうでもよくなってきたぜww
まさに無気力w
月曜日つええw


2009/06/01 (月) 21:39:41 | URL | サクセス #-[ 編集]
村上春樹っぽい書き方だなw
新作出たしパロってるのかなと思って読んでますた。

さて『1Q84』読むか

2009/06/01 (月) 23:45:31 | URL | キングゲイナー #mQop/nM.[ 編集]
楽しくお酒が飲める相手がいるだけいいことじゃないか
2009/06/03 (水) 19:06:13 | URL | てーな #-[ 編集]
■サクセスくん
無気力は鬱へのだいいっぽ!
お互い気をつけようね。

つっても、どーでもいいもんはどーでもいから如何ともし難いわけだが。
アウトドアっぽい趣味を無理やり始めてみるってのはどうかな?何ひとつ思いつかないけどさ。

■キングゲイナー氏
あー何かそれっぽい感じしてたけど、言われたかw
自意識過剰に文章書くと春樹になるんだねぇ。

今の今まで、わたし「IQ84」だと思ってました。
やや頭の回転がよろしくない少年が自我に芽生える的な。

■てーなさん
それは確かに!酒飲みの友人はかけがえのない存在です。
大切にしないとね。
しかしながら、酒を飲まないとまともに社会参画できない女は激しく問題かと。
平日はもちろん、休日も日中は死人のようです。
2009/06/03 (水) 23:37:25 | URL | 水城 #-[ 編集]
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