4月に入社して、かれこれ11ヶ月経って、仕事に慣れたわけでもないけど、落ちこぼれたわけでもない、辛すぎるほどでもないけど、まったく楽しくはない、先輩と上司は相変わらずガキくさい喧嘩を繰り広げていて新人にまで火の粉がふってくる、同期もメッキが剥がれてきてメンドクセー騒動を起こす、かといって辞めるほど嫌でもないし、辞めたところで再就職が厳しい時世だし、もう2ヶ月したら後輩が入ってくるけど全然興味ない皆様、こんばんは。
サラリーマン・ショック真っ只中の水城です。
現状は、ダレているの一言です。
もーね、もーね、やってらんねーっすよ。
人間関係のゴタゴタ以外、ブログに書くようなネタもないし・・・。
たまにはフレッシュマンとしての活躍をご報告したいのですが。。
ちなみにプライベートでも大絶賛低空飛行中です!( ゚∀゚)o彡ワッショイ
八方塞がりってやつですよ。
サラリーマン・ショック真っ只中の水城です。
現状は、ダレているの一言です。
もーね、もーね、やってらんねーっすよ。
人間関係のゴタゴタ以外、ブログに書くようなネタもないし・・・。
たまにはフレッシュマンとしての活躍をご報告したいのですが。。
ちなみにプライベートでも大絶賛低空飛行中です!( ゚∀゚)o彡ワッショイ
八方塞がりってやつですよ。
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就活時代に遭遇した不思議な会社のお話。
現実逃避のために就活をしていた2008年1月ごろのこと。
やたら会社説明会に手間隙をかけている会社があった。
この会社は、規模にそぐわず、早い時期から毎週のように説明会を開いていた。何も知らなかった純粋な私は、説明会に参加した。
説明会場に着くなり、怪しい霧が四方から噴出する暗い部屋に連れて行かれた。その霧は、なんとかイオン(笑)との説明があったが、まったくもって意味不明だ。
どうやらこの水が、この会社の商品らしい。
社名等々からは、まさか水を売っている会社だとは思わなかった。
学生達が説明会の開始を待つ間、暗い室内の正面のスクリーンには、会社宣伝のビデオが延々と流れていた。
曰く、「AAAテクノロジーで心身ともに健康に」「モン○セレクション最高金賞受賞」「皇室御用達」「万博のスポンサー」「全国に会員様がウン万人」と。
いきなりきました、アッパーパンチw
そして登場した、男性社員(推定28歳、営業、イケメン)は、脅威の営業トークで自社製品の説明をはじめた。
社員 「??というわけで、弊社はAAAテクノロジーをふんだんに使用して、ついに腐らない水、生命の水の開発に成功したのです。それがこちら、Aウォーターです!なんと、この水につけているだけで、野菜も金属も腐りません」
えぇー!なにこの展開!
面白すぐる!
最高だこれ!!
かなり態度悪し。すでに就活ではない。
でも、すでに就活ではないのは相手さんも同じだ。
完全に売り込みに入っている。
そうこうするうちに話は販売ルートの話に突入した。
社員 「弊社の製品は、会員様からご紹介があったお客様にしか販売しません。会員様には、年に1度、敷地内での研修施設にて、無料で1泊2日のセミナーに参加していただいております。そこでじっくりAAAテクノロジーのことを知っていただきます」
絵に描いたようなマルチ商法キター!
社員 「900ml×12本入りで2万1千円です。」
高けぇぇぇぇぇぇぇwww
ただの砂糖水が一本、1750円てどんだけwww
もうそのあたりまでくると、社員が何か発するたびに心の中で「キター!!」と叫ぶことに忙しく、キャッキャ喜んでいた私。
いい具合に場があったまると、若手社員がひっこみ、真打登場。
喋りの上手さと説得力だけでその地位に上り詰めたと思われる専務サンの出番です!パチパチパチ!
いいの?こんなにサービスしてもらっていいの?
とばかりにワクテカで専務の話にニヤニヤする私。
澱みないトーク、良いタイミングで入るギャグ、腰が低いが押しが強い、等というミラクルな詐欺のスキルを堪能する。さすが、専務。さっきの社員も上手かったけど、そりゃーもう、雲泥の差。くぐってきた修羅場が違うわ。
マルチ勧誘のフルコースを味わい、ついに最後には、長らく待っていた
「ガンが治った」
というトドメの一言まで聞くことができた。
大満足だ!
・・・が、すこし冷静になって周囲の学生たち(推定3年生)を見ると・・・。
愕然としました。
みんな、熱心にうなずきながらメモをとっているではないか。
おそらく、はじめての就活で、緊張のあまり事態の異様さに気付いていないのだ。もしかしたら、気付いてるけどやめられないのかもしれない。
これは、、マズイんじゃないか。
さすがの私もドキマギしてきた。
みんなを助けなければ!
ならば、特攻質問。
「はいっ!」
「どうぞ。何でも聞いてください」
「腐らないと仰ってますが、防腐剤が入っているということですか?」
「違います。AAAテクノロジーです」
「腐らないメカニズムを教えていただけますか?」
「明らかにはなっていません。現在、カリフォルニア大学のナントカ教授に研究していただいています」
「えっ?でも組成は分かってますよね。さっき抗酸化作用がどうとか仰ってましたけど、そこのところをご説明していただけますか?」
「組成といわれましても。そういったものでは計り知れない力ですから」
「飲み物なんですから、パッケージに成分表はあるでしょう。開発されたんですよね?」
「ですから、成分で語れるレベルじゃないんです。Aウォーターの奇跡を発見した、のです」
「じゃあどうやって作るかわからなんですか?植物用のAウォーター精製機も販売されてますよね」
「すいません!お時間ですのでここでご質問を締め切らせていただきます。これから、選考のための筆記試験を、別室にて受験していただきます。受けられる方のみ、別室にご移動ください」
「(私にだけ)お出口はあちらです」
Fin.
帰宅して、会社名+マルチでぐぐってみると出るわ出るわ。
「Aウォーターってマルチなの?」という疑惑者なりきりブログ(もちろん結論は、「効果はホンモノでした♪」である)という、ややこしい手段まで使って宣伝していた。
就活商法恐るべし。
現実逃避のために就活をしていた2008年1月ごろのこと。
やたら会社説明会に手間隙をかけている会社があった。
この会社は、規模にそぐわず、早い時期から毎週のように説明会を開いていた。何も知らなかった純粋な私は、説明会に参加した。
説明会場に着くなり、怪しい霧が四方から噴出する暗い部屋に連れて行かれた。その霧は、なんとかイオン(笑)との説明があったが、まったくもって意味不明だ。
どうやらこの水が、この会社の商品らしい。
社名等々からは、まさか水を売っている会社だとは思わなかった。
学生達が説明会の開始を待つ間、暗い室内の正面のスクリーンには、会社宣伝のビデオが延々と流れていた。
曰く、「AAAテクノロジーで心身ともに健康に」「モン○セレクション最高金賞受賞」「皇室御用達」「万博のスポンサー」「全国に会員様がウン万人」と。
いきなりきました、アッパーパンチw
そして登場した、男性社員(推定28歳、営業、イケメン)は、脅威の営業トークで自社製品の説明をはじめた。
社員 「??というわけで、弊社はAAAテクノロジーをふんだんに使用して、ついに腐らない水、生命の水の開発に成功したのです。それがこちら、Aウォーターです!なんと、この水につけているだけで、野菜も金属も腐りません」
えぇー!なにこの展開!
面白すぐる!
最高だこれ!!
かなり態度悪し。すでに就活ではない。
でも、すでに就活ではないのは相手さんも同じだ。
完全に売り込みに入っている。
そうこうするうちに話は販売ルートの話に突入した。
社員 「弊社の製品は、会員様からご紹介があったお客様にしか販売しません。会員様には、年に1度、敷地内での研修施設にて、無料で1泊2日のセミナーに参加していただいております。そこでじっくりAAAテクノロジーのことを知っていただきます」
絵に描いたようなマルチ商法キター!
社員 「900ml×12本入りで2万1千円です。」
高けぇぇぇぇぇぇぇwww
ただの砂糖水が一本、1750円てどんだけwww
もうそのあたりまでくると、社員が何か発するたびに心の中で「キター!!」と叫ぶことに忙しく、キャッキャ喜んでいた私。
いい具合に場があったまると、若手社員がひっこみ、真打登場。
喋りの上手さと説得力だけでその地位に上り詰めたと思われる専務サンの出番です!パチパチパチ!
いいの?こんなにサービスしてもらっていいの?
とばかりにワクテカで専務の話にニヤニヤする私。
澱みないトーク、良いタイミングで入るギャグ、腰が低いが押しが強い、等というミラクルな詐欺のスキルを堪能する。さすが、専務。さっきの社員も上手かったけど、そりゃーもう、雲泥の差。くぐってきた修羅場が違うわ。
マルチ勧誘のフルコースを味わい、ついに最後には、長らく待っていた
「ガンが治った」
というトドメの一言まで聞くことができた。
大満足だ!
・・・が、すこし冷静になって周囲の学生たち(推定3年生)を見ると・・・。
愕然としました。
みんな、熱心にうなずきながらメモをとっているではないか。
おそらく、はじめての就活で、緊張のあまり事態の異様さに気付いていないのだ。もしかしたら、気付いてるけどやめられないのかもしれない。
これは、、マズイんじゃないか。
さすがの私もドキマギしてきた。
みんなを助けなければ!
ならば、特攻質問。
「はいっ!」
「どうぞ。何でも聞いてください」
「腐らないと仰ってますが、防腐剤が入っているということですか?」
「違います。AAAテクノロジーです」
「腐らないメカニズムを教えていただけますか?」
「明らかにはなっていません。現在、カリフォルニア大学のナントカ教授に研究していただいています」
「えっ?でも組成は分かってますよね。さっき抗酸化作用がどうとか仰ってましたけど、そこのところをご説明していただけますか?」
「組成といわれましても。そういったものでは計り知れない力ですから」
「飲み物なんですから、パッケージに成分表はあるでしょう。開発されたんですよね?」
「ですから、成分で語れるレベルじゃないんです。Aウォーターの奇跡を発見した、のです」
「じゃあどうやって作るかわからなんですか?植物用のAウォーター精製機も販売されてますよね」
「すいません!お時間ですのでここでご質問を締め切らせていただきます。これから、選考のための筆記試験を、別室にて受験していただきます。受けられる方のみ、別室にご移動ください」
「(私にだけ)お出口はあちらです」
Fin.
帰宅して、会社名+マルチでぐぐってみると出るわ出るわ。
「Aウォーターってマルチなの?」という疑惑者なりきりブログ(もちろん結論は、「効果はホンモノでした♪」である)という、ややこしい手段まで使って宣伝していた。
就活商法恐るべし。
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